令和3年度6月補正予算(肉付け予算)が令和3年第2回市議会定例会で審議され、6月22日に可決成立しました。

今回の補正予算は、3月に成立した「当初予算(骨格予算)」に普通建設事業や単独補助金などの政策的経費を加える「肉付け予算」として編成しています。

■一般会計総額(6月補正後の予算総額) 337億6,783万円

前年度当初予算と比較すると2億1,956万円減少しています。

※予算総額には、新型コロナ感染症対策関係などとして、緊急的な専決処分により編成した補正予算を含みます。

■6月補正予算額 38億5,578万円

◆6月補正予算の主な内容

市長公約の実現に向け、「第2次宇城市総合計画」に掲げられた6つの基本目標に沿って、一般会計に38億5578万円を追加計上しました。特に「教育のまちづくり」「コロナの克服」「Society(ソサエティー)5.0社会の実現」などの重点的に取り組む政策を優先し、予算化しています。

これからも、限られた財源の中でいかに効率的で効果的な行政運営を行っていくかを念頭に入れ、市政を進めていきます。

◆歳出(性質別)

道路の新設改良工事、中学校や図書館の施設整備などを含む「普通建設事業費」を30億9781万円、松橋中学校の施設耐力度調査業務委託などの「物件費」を1億8845万円、道路の舗装や補修などの「維持補修費」を4億5340万円計上しています。

◆歳入

「普通建設事業費」の増額などに伴い市債が15億560万円、「国庫支出金」が7億1647万円の増額。加えて財源不足などに対応するため基金から11億9695万円の繰入を予定しています。