■インターネットを悪用した人権侵害をなくしましょう

インターネットによりコミュニケーションの輪が広がり便利になる一方で、インターネットを悪用した行為が増えています。他人への中傷や侮蔑、無責任なうわさ、特定の個人のプライバシーに関する情報の無断掲示、差別的な書き込み、インターネット上でのいじめなど、人権やプライバシーの侵害につながる情報が流れています。特定の民族や国籍の人たちを排斥する差別的言動(ヘイトスピーチ)や、部落差別等の同和問題に関して差別を助長するような内容の書き込みがされることもあります。特に問題となっている児童ポルノは、子どもの人権擁護上許されるものではありませんが、画像がインターネット上に流出すると、画像のコピーが流通し、回収することが極めて困難となり、被害を受けた児童は将来にわたって永く苦しむことになるなど、重大な人権侵害と言わざるを得ません。

その他、自殺を誘うような情報等、インターネット上の有害情報に起因して犯罪やトラブルに巻き込まれ、被害に遭うなどの人権侵害も発生しています。